トヨタの都市型SUV「ハリアー」がフルモデルチェンジ|TOYOTA
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2020年4月14日

トヨタの都市型SUV「ハリアー」がフルモデルチェンジ|TOYOTA

Toyota Harrier|トヨタ ハリアー

トヨタの都市型SUV「ハリアー」がフルモデルチェンジ

トヨタは4月13日、4代目へとフルモデルチェンジした新型SUV「ハリアー」を今年6月ごろ発売すると発表した。1997年に登場した初代は、従来のカテゴライズにとらわれない「都市型SUV」として新たなジャンルを切り開き、2代目、3代目はそれを継続して先導し続けてきた。新型では、見て、乗って、走り出した瞬間に心に響く感性品質を重視し、“より人生を豊にするパートナー”という新たな価値を提示したと謳っている。

Text by HARA Akira

流麗なプロポーションと上質な室内空間

新型ハリアーは、TNGAの「GA-K」プラットフォームを採用。全長4,740mm、全幅1,855mm、全高1,660mmのボディは、流麗でスタンスの良いプロポーションとなっている。
遠くからでも新型ハリアーとわかる精悍かつシャープなシグネチャーランプを採用したフロント部、ダイナミックにボディ断面が変化するサイドビュー、絞り込まれたクーペキャビンと左右に張り出したホイールハウスがたくましさを演出するリアビュー、横一文字のテール&ストップランプなどがエクステリアの特徴だ。カラーはプレシャスブラックパールなど、彩度を抑えた7色を設定する。
インテリアは、馬の鞍をイメージした幅広で堂々としたセンターコンソールが特徴で、厚皮を曲げてできる自然なシルエットをイメージしたレザー調素材や、「曲木(まげき)」に着想したウッド調加飾、パイピング加飾などを随所に採用。
トヨタ初採用の調光ガラスを用いた電動シェード付きパノラマルーフは、障子越しのような柔らかい光が差し込む上質な空間を醸成するという。カラーはコントラストを抑えたブラウン、グレー、ブラックというシックな3色展開となる。

パワートレーンはガソリンとハイブリッド(THS-Ⅱ)の2種

パワートレーンは、M20A-FKS型自然吸気2.0リッター直列4気筒ダイナミックフォースガソリンエンジンと、A25A-FXS型2.5リッター直列4気筒ダイナミックフォースエンジンとリダクション機構付きTHS-Ⅱを組み合わせたハイブリッドシステムの2種類。
ガソリンモデルのトランスミッションは、発進用ギア付きのダイレクトシフトCVTを採用。ハイブリッドモデルには2WD(FF)と、リアモーターを備えた4WDモデルが存在する。
安全面では、歩行者や自転車(いずれも昼間)を検知対象に加えた予防安全パッケージの「トヨタセーフティセンス」を装備したほか、駐車場などで衝突緩和・被害軽減に寄与する「パーキングサポートブレーキ(静止物)」、走行中の前後方向映像を録画できるデジタルインナーミラー(トヨタ初)を採用した。
グレードはガソリン、ハイブリッドともにS、G、Zの3つあり、GとZではレザーパッケージが選択できる。
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