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MOTOR SHOW
2025年10月30日
モビリティショー開催にあわせ、トヨタがセンチュリーブランド立ち上げを発表
Toyota Group|トヨタ グループ
10月31日(金)から一般公開される「ジャパンモビリティショー2025」を前に、トヨタグループがプレスブリーフィングを開催。豊田章男会長がセンチュリーブランドの立ち上げを発表したほか、トヨタ、ダイハツ、レクサスそれぞれのジャパンモビリティショーのコンセプトが明らかにされた。
Text by YANAKA Tomomi
センチュリーで「“ジャパン・プライド”を世界に発信していく」
2年に1度の乗り物の祭典「ジャパンモビリティショー」。開幕を前にトヨタグループによるプレゼンテーションが行われた。
今回のモビリティショーに合わせて豊田章男会長により発表されたのが、センチュリーのブランドとしての立ち上げ。
センチュリーは、これまでトヨタブランドの車種のひとつであったが、トヨタグループのフラッグシップブランドとして確立されることに。会場では、緋色の2ドアクーペタイプのコンセプトカーもアンベールされた。
豊田会長はスピーチのなかで「戦後18年の1963年から開発が始まり、ジャパン・プライドを背負って生まれたクルマがセンチュリーだと私は思っております」と語り、「初代センチュリーの誕生から半世紀以上が経過した今、日本の“次の100年”を作る挑戦こそがセンチュリーなのだと思います」とブランド立ち上げの意義を述べた。
また「センチュリーはトヨタ自動車のブランドのひとつではありません。“ジャパン・プライド”を世界に発信していく、そんなブランドに育てていきたい」と意気込みを表明している。
このほかにもトヨタ自動車の佐藤恒治社長がトヨタとダイハツをプレゼンテーション。
トヨタの今回のテーマは「TO YOU」。初公開されたトヨタの新型「カローラ」のコンセプトモデルを指し「カローラは“TO YOU”、誰かのためのクルマづくりの象徴である」と紹介。
さらに、子ども向けモビリティや誰でもスポーツを楽しめるモビリティなどを披露し「“あなた目掛けて”その一新で“色んな”もっといいクルマを作って、幸せを量産していきたい」と語った。
続けて佐藤社長はダイハツについてもスピーチ。人々のニーズに合った小さなクルマを作り続けているダイハツのテーマは「わたしのダイハツメイ」。“未来のミゼット”といえるコンセプトモデル「ミゼットX」や「コペン」の後継となり、後輪駆動(FR)となった軽オープンカーの「K-OPEN」などが披露された。
レクサスではサイモン・ハンフリーズCOOが登壇。「レクサスの想いは“DISCOVER”。誰の真似もせず自信にあふれ、冒険的で革新的な、新しいラグジュアリーライフスタイルの発見につながるように。本日は、皆様に“ラグジュアリーブランド”の概念を改めて問い直したいと考えています」とアピールし、レクサスならではのラグジュアリーを提案した。
会場では、6輪仕様でミニバンタイプのショーファーカー「LSコンセプト」もワールドプレミアされ、走る楽しさを備えた「LSクーペコンセプト」も日本初公開された。
「ジャパンモビリティショー2025」は10月31日(金)13時半から11月9日(日)まで東京ビッグサイトで一般公開される。
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