Frankfurt Motor Show 2011
【BENTLEY】
プレスカンファレンス

コンチネンタル GTが功を奏し、
売り上げが好調なベントレー。
今回発表されたのは、そのラグ
ジュアリークーペのコンバーチ
ブル。ベントレーブースは、艶や
かで豪奢な空間になっていた。
【LOTUS】
プレスカンファレンス

大胆な変革をつづけているロー
タス。昨年のパリサロンで5台の
新モデルが登場したときもおど
ろかされたが、今回はコンパクト
なモデルに重点をおき、よりロー
タスファンをくすぐるラインナッ
プとなった。
【Volkswagen】
プレスカンファレンス

主役をはった「up!」のほか、ひと
り乗りEV「NILS」、ザ ビートルの
ハイパフォーマンスモデル「ザ ビ
ートル R」が展示され、今回はス
モールファミリーがアップデート
結果となった。
【BMW】
プレスカンファレンス

やはりもっとも注目を浴びたのが
i8 & i3。ほかの展示車輛は市販
車のみだっただけに、今回はサ
ブブランド「BMW i」にたいする
意気込みを感じさせられるエキ
シビションだった。
【LANDROVER】
プレスカンファレンス

アイコン「ディフェンダー」の新モ
デルがわりと近い将来誕生しそ
うだ。今回発表されたのは、そ
れを示唆するステディモデルの
一作目。ランドローバーは、ここ
からさらなるステップアップを
目指していく。
【Jaguar】
プレスカンファレンス

改めてスポーツブランドであるこ
とを主張するかのように、今回は
2座のハイブリッドスポーツだけ
を披露したジャガー。それと同時
にCIを一新。ジャガーのあらたな
門出を予感させるエキシビション
となった。
【Mercedes-Benz】
プレスカンファレンス

先出のF125!をはじめ、近日ローン
チされる市販車輛、そしてスマート
から誕生した未来を予感させるデザ
イン、機能をもつ電気自動車「フォ
ーヴィジョン EV コンセプト」もお
おいに話題を得た。
【Mercedes-Benz】
F125!

メルセデスも市販車輛の出展が
多かった。しかし、メルセデス
車のコンセプトカーとして唯一
登場したこの「F125!」は、未
来のSクラスを示唆する肝いり
の燃料プラグインハイブリッドだ。
【Audi】
プレスカンファレンス

ショー開催前にお披露目された「
アーバン コンセプト」につづき、
「A2」の名を冠したコンセプトEV
が公開された。そしてS8、S7、S6
などと、見逃せないラインナップ
となった。
【LEXUS】
GS450h

ペブルビーチでお披露目された
あたらしいGSシリーズに、はや
くもハイブリッドモデルが登場し
た。パワートレインにかぎらず、
安全性、操縦性にも配慮したGS
のあたらしいフラッグシップの
登場だ。
【Maserati】
KUBANG

一番最初に発表されたのはいま
から約8年前。とうとう市販化が
近づいてきたようだ。まだまだ詳
細は明らかではないが、ラグジュ
アリーSUV市場に一石を投じるモ
デルになるだろう。
【Lanborghini】
Gallardo LP570-4

ジュネーブモーターショーでおお
いに話題を得たランボルギーニ
からプレミアとなったのは、ガヤ
ルドシリーズのあたらしいトップ
モデル。同車は限定150台の公道
用レーシングマシンだ!
【Audi】
Urban Future & IAA Preview

アウディは、ショーを目前に控えた
11日、特設会場にてプレビューイベ
ントを開催。同時に、アーバン コ
ンセプト EVのワールドプレミアを
おこなった。
【Porsche】
Panamera diesel

1回の給油で1,200キロ走破でき
る4ドアGTサルーン「パナメーラ
」のディーゼルバージョンもお披
露目。
【Porsche】
911GT3 RS 4.0

“997”最終モデルとなった同車は、
4.0リッター水平対向6気筒エンジ
ンを積む自然吸気の911としては
最強のモデルだ。
【Porsche】
Cayman S Black Edition

内外装を漆黒に染め、ベースとな
った「ケイマン S」よりも高いパフ
ォーマンスをもつ、500台限定モデ
ル。
【Audi】
Urban Concept EV

今回、アウディは2台のEVを展開。
こちらはオープンホイールのスタ
イルをもち、二人乗りタンデム仕
様なのが特徴。
【smart】
Forvision EV concept

BASF社と共同開発することで軽
量化を目指し、太陽電池も積極
的に利用した未来を予感させる
EVが登場する。
【Mercedes-Benz】
SLK 55 AMG

気筒吸気システムを採用し、より高
効率になった5.5リッターエンジン
を積む、新型SLKのAMGモデル。
【Mercedes-Benz】
SLS AMG Roadster

SLS AMGの走りをオープントップ
で愉しむことができるまさに夢の
ようなモデル!本国ではすでに予
約受付を開始している。
【Ferrari】
458 SPIDER

ミドシップスポーツ「458 イタリア」
に、フル・リトラクタブル・ハード
トップを採用したオープンモデルを
初公開!
【BENTLEY】
CONTINENTAL GTC

クラフツマンによって仕立てられた
ボディにインテリア。そして強大な
パワーをもつベントレー製最新クー
ペのコンバーチブルが誕生。
【LANDROVER】
DC100

伝統的なエクステリアデザインを
刷新した次期「ディフェンダー」
を示唆するコンセプトモデルが
誕生する。
【MASERATI】
GranCabrio FENDI

イタリアを代表する2大ブランド
フェンディ×マセラティのコラボ
レーションが実現!
【Alfa Romeo】
4C Concept

ジュネーブでも公開されたアルフ
ァ製ミドシップスポーツが、今度
はソリッドなシルバーカラーを纏
って登場する!
【Infiniti】
FX Sebastian Vettel concept

5リッターエンジンを積むクロスオ
ーバー「FX」にグランプリドライ
バー セバスチャン・ベッテル仕様
をくわえたワンオフモデルをお披
露目。
世界最大規模の自動車の祭典開催中!
2011年度のフランクフルトモーターショーが開催中。同ショーは2年に一度おこなわれる、世界最大規模のエキシビションだ。今回も、現代の自動車産業を牽引するドイツならではの豊富なラインナップとなっている。
やはり、一番のトピックはすでにティーザーの段階でおおいに話題となっている次期型ポルシェ 911のプレミアだろう。新型は、走りのみならず環境性能の高さが謳われ、ポルシェ初のCO2排出量200g/kmを切るモデルとなった。フォルクスワーゲングループのなかではアウディから、電気自動車に生まれ変わった2代目「A2」、タンデムEV「アーバン コンセプト」など。そしてダイムラーからも「スマート フォーヴィジョン」という太陽電池も積極的に活用したEVがお披露目される。
年々、欧州において厳しさを増すCO2排出量の規制からかんがえると、こういった環境を考慮したクルマが開発されることはあらかた想像がつく。
しかし一方で、中国をはじめとする新興経済国を見据えてか、フェラーリからは「458 スパイダー」、ベントレーからはコンチネンタル GTのコンバーチブル「コンチネンタル GTC」と、プレスティッジ性、走りのよろこびを体感させてくれるであろうモデルも登場する。
フランクフルトモーターショー 2011が、長きにわたり欧州の自動車文化が培ってきたヘリティッジを感じさせつつも、未来を予感させる、自動車好きだけではなく社会にとっても重要なショーになることはまちがいない。
以上が、今回のショーでOPENERSがとくに注目するモデルの事前情報だ。後日、現地でのレポートもお届けするので、そちらもぜひ楽しみにしていただきたい。









