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2025年11月4日
爆音とともにあの衝撃が呼び起こされる! ミッシェルのラストライブが限定上映
MUSIC|THEE MICHELLE GUN ELEPHANT "THEE MOVIE" -LAST HEAVEN 031011-
90年代の日本ミュージックシーンを駆け抜けたロックンロールバンドでありライブバンドでもあったミッシェル・ガン・エレファント。そのラストライブを映像化した2009年公開のドキュメンタリー作品が、DIVE IN CINEMA Vol.2として11月末の5日間に特別上映がなされる。インセンスブランドAGNI(アグニ)とヒューマントラストシネマ渋谷がタッグを組み実現した上映会は、当時のファンはもちろん、あの瞬間を体験できなかった全てのロックファンにとっても貴重な瞬間となる。
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90年代を駆け抜けた伝説的バンドへ高まる再評価
先日のテレビやSNSでも大きく取り上げられたoasisの来日公演に対する熱狂ぶりに象徴されるように、90年代のミュージックカルチャーが大きな話題となっている。この現象は、当時10〜20代だった現役世代はもちろん、あの頃に生まれていなかった世代をも巻き込んだムーブメントになりつつある。そうした中で、90年代の日本ロックシーンを牽引したカリスマ的存在だったミッシェル・ガン・エレファントに再び注目が集まるのは必然でもある。
解散後に訪れたギタリストの急死とカリスマの逝去
いまさらここで彼らの音楽的功績について語る必要はないだろうが、解散後の2009年に訪れたギタリストのアベフトシの急死によって、ミッシェルは日本ロック史に残る伝説となった。同年、追悼プロジェクトの一環として公開された映像作品が、本作『ミッシェル・ガン・エレファント "THEE MOVIE" ― LAST HEAVEN 031011』であった。そして、2023年にはヴォーカルのチバユウスケが闘病もあえなく逝去し、その雄叫びを実際に耳にすることは永遠に叶わなくなってしまった。
ライブ会場の空気感まで再現する独自の音響システム
スマホやPCでどんな音楽でも無料で聴ける現在、リスナーは1回限りのライブに価値を見出し、熱狂する。伝説的バンドのライブサウンドを、限りなく当時のまま再現することに注力した今回の上映会では、ヒューマントラストシネマのシアター1に導入されたodessaシステムの特性を十分に発揮させるため、実際に劇場でリマスタリングを敢行。まるで2003年当時の幕張メッセに居合わせたかのような臨場感が味わえるodessa EDITONとして生まれ変わった。
ミッシェルのライブバンドとしての迫力を追体験できる今回の上演会は、11月26日(水)から30日(日)までの5日間。そのうち、26日(水)、28日(金)、30日(日)の3日間はスタンディングでの鑑賞と発声可能な上映形態を取るとの頃。まさに会場に居合わせたような感覚で爆音を浴び、声を上げることができる。旧来のファンはもちろん、あの頃を知らないロックファンにとっても、またとない希少な機会となっている。
DIVE IN CINEMA Vol.2
開催日時|11月26日(水)〜11月30日(日)
会場|ヒューマントラストシネマ渋谷(東京都渋谷区渋谷1-23-16 ココチビル7・8階)
観賞料金|一般2,200円、TCG会員1,800円 ※その他各種割引使用不可、無料券、招待券、優待券使用不可
チケット|ヒューマントラストシネマ渋谷公式サイトからのオンライン予約、および劇場窓口にて販売。
問い合わせ先
ヒューマントラストシネマ渋谷
https://ttcg.jp/human_shibuya/


