クラシックからコンテンポラリーまで26点を展示

コマーシャルや雑誌を発表の場にして、時代を写し、独創性を追求してきたものの、1980年代までアート作品として捉えてこられなかったファッション写真。しかし、現在では欧米の主要美術館などで、大規模なファッション写真の展示会が開かれるなど、俄然、アートとしての注目度が増している。



そんな世界中のコレクターやギャラリーが注目している“新分野”の作品が並ぶのが『アート・オブ・ファッション・フォトグラフィー』だ。



会場には、『ヴォーグ』などのファッションページで活躍したほか、マドンナの撮影で知られるハーブ・リッツや、ジャーナリスト出身という異色のファッション写真家ジャンルー・シーフ、フランス大統領公式カメラマンも勤めたベッティナ・ランスらの作品を展示。クラシックからコンテンポラリーまで、欧米でアート作品としての評価が定まっている作家の写真約26点が並ぶ。



ファッション写真特有の時代の気分や雰囲気が表現されたビジュアル。これらは、新しいアートの魅力を私たちに伝えてくれる。




『アート・オブ・ファッション・フォトグラフィー』

会期│5月10日（金）～7月20日（土）　※日曜、月曜休廊

時間│13:00～18:00

会場│ブリッツ・ギャラリー

東京都目黒区下目黒6-20-29

Tel.03-3714-0552

入場料│無料