MIC＊ITAYA│オリジナル・ドローイング＆エッセイ「THE RUDE BAND OF THE SPHERES」

第5回　THE RUDE BAND OF THE SPHERES

無礼者の音楽隊のパレード。心からの歌声と音楽を奏でる音楽隊について行こう。音楽隊は行く。見たもの、聴いたもの、感じたもの、見たいもの、聴きたいもの、感じたいものを奏で、歌い、踊り、歩く。

Drawing＆Copywrite by Mic*Itaya

ロックンロールとロックンロールバンド。ロックンローラーは悪い子だからパレードについて行っちゃいけないよ。汚れた溝の中からスターに憧れて星空を見上げる鼠は悪い子だと決めつけられた。

星は輝き煌めき、みんなに美しいものは鼠の眼にも美しく映る。鼠はロックンローラーに憧れ、煌めく星に近づきたくて溝から這い上がろうともがく。

やがて星の光にすくい上げられる。ロックンローラーはいい子じゃない。だけど、人びとの顔を明るく照らす星屑。無礼者の音楽は美しい。ただ心からの声と音楽を求めてパレードについて行く。星の光が煌めいては消える。星の光が消えてはまた煌めく。

MIC*ITAYA

THE RUDE BAND OF THE SPHERES

ACRYLIC ON CANVAS

500×1000mm

23.04.2012

MIC*ITAYA
http://www.micitaya.com/