色ちがい、サイズちがいで物欲をそそられる

幅23cm程度と小ぶりだったクルーズコレクションの「エミリー」ラインからあらたに登場したのは、幅30cmと36cm、2サイズのチェーン付きショルダーバッグ。




5月よりお目見えする最新のアイテムだが、このブラックのエミリーは凛としたクラシックな印象だ。ミニマルなデザインながら、きらりと光るホースビット、レザーのタッセルが豊かな表情を演出している。中は携帯電話や手帳を入れるのにちょうどいいポケット付きで、こちらもレザー仕様だ。



いっぽう、ピンク色の「ウィンターローズ」。エミリーでは初のラ・ペッレ・グッチッシマだ。グッチらしい独特のピンクのレザーにエンボスがほどこされると、ブラックとはがらりと表情が変わる。ホースビットまわりのステッチにはラインがペイントされ、華やかな雰囲気のなかにも引きしまった印象に。ピンクとはいえ比較的落ち着いたトーンなので、コーディネートもしやすいはずだ。チェーンのゴールドとの調和も美しい。ブラックとはちがい、裏地にはコットンキャンバスが使われている。





もう一回り大きいサイズのショルダーバッグは、エディターズバッグとまではいかないまでも、A4サイズの書類も入る大きさ。色のバリエーションは、両サイズともに今後も増えるという。


サイズ、色がちがうだけでも、がらりと表情を変え、物欲をそそられる「エミリー」ライン。クルーズコレクションで早くも虜になったファンにとっては、サイズちがい、色ちがいで揃えたくなる悩ましい初夏である。







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