Fashion 2015年3月9日 The Legend of MACKINTOSH マッキントッシュ──時代を超えたエレガンス英国を代表するアウターウェアブランド、マッキントッシュ。代名詞でもある“ゴム引きコート”があまりに有名で、ブランドの全貌は意外に知られていないかもしれない。 改めてこの英国ブランドのヒストリーを振り返り、最新のコレクションに触れることで見えてくるのは、本物だけがもつ特別感であり、意外にモードな側面であり。存在感のあるブランドでありながら、着るひとを選ばない懐の深いマッキントッシュの魅力を堪能したい。ハイテク素材「マッキントッシュクロス」の誕生は1822年。その特別な生地はコートに仕立てられ、またたくまにヨーロッパ全土に広がった。そのゴム引きコートは今なお一着一着が職人の手によりつくられている。伝統を守りながらも日々進化しているマッキントッシュの歴史を概観する。トラディショナルなイメージ一辺倒だったのはもう過去の話。マッキントッシュのコレクションには、デザイン性やモード感、ラグジュアリーを感じるものが数多く登場している。贅沢なシルバーフォックス・カラーや、七分丈のバレルスリーブなど、コーディネートの主役をはれるコートたちを紹介する。永世定番のダンケルドや細身のシルエットが人気のフェンウィックだけでなく、裏がペイズリー柄のウールのゴム引きコートや、英国の最高級服地メーカー、フォックス社の千鳥格子のウール素材を使用したゴム引きコート、キルティングジャケットなど、今の英国を感じさせるコレクションを紹介する。マッキントッシュのコートは着るひとの個性を引き立てつつ、そこに新たな魅力を付けくわえてくれる。あるときは凛として背筋が伸び、あるときはリラックスして頬がゆるみ、羽織るひとの表情を豊かにする。各界で活躍するプロフェッショナルがまとってみせるマッキントッシュの現在。その第一回目は、美しきディーバ、青木カレンさんが登場する。マッキントッシュのコートは着るひとの個性を引き立てつつ、そこに新たな魅力を付けくわえてくれる。あるときは凛として背筋が伸び、あるときはリラックスして頬がゆるみ、羽織るひとの表情を豊かにする。各界で活躍するプロフェッショナルがまとってみせるマッキントッシュの現在。第二回目は、雑誌『OCEANS』副編集長、干場義雅さんをキャスティング。インテリアデザイナー、片山正通さんがマッキントッシュについて語ってくれた。マッキントッシュというプロダクトのもつ魅力はもちろんのこと、彼の本業である“デザインする”という行為についても話はおよんだ。