プロジェクトで、現在特に力が注がれているのは、学校が生徒たちに飲料水を提供できる仕組みづくり「スマート ウォーター フォー グリーン スクールズ」。国連の報告書によると、子どもたちが水や衛生状態が原因の病気を患っていたり、水を得るために多くの時間を費やさないといけない環境にいることで、何百万時間もの勉強時間が失われているという。

この取り組みをつうじて手を差し伸べてきた地域の子どもたちから、心に響く何十点もの「ありがとう」の気持ちが込められた絵を受け取ったジョルジオ・アルマーニ氏。今回、そうしたイラストを使ったメンズとレディースのチャリティTシャツのリリースが企画された。

ホワイトとアクアブルーを組み合わせ、明るい未来をイメージしたアイコニックなTシャツは、定価の30パーセントが「スマート ウォーター フォー グリーン スクールズ」のプログラム運営資金として、アメリカではユニセフに、そのほかの国ではグリークロスインターナショナルにイタリア本社から寄付される。