専用色「ハイクラスグレーメタリック」を纏ったモデル

今回発表された「ミニ クリスタル」は、ミニ クーパーおよびミニ クーパーSをベースとする特別仕様車。「クリスタル」のネーミングは、1851年にロンドンで開催された第一回万国博覧会の会場に建てられた「The Crystal Palace」という水晶宮に由来するという。その名のとおり、輝きを放つ専用のボディカラー「ハイクラスグレーメタリック」で染められていることが同車の最大の特徴だ。

エクステリアにかんしては、ボンネットのストライプに水晶を思わせるような模様がくわえられ、専用のサイドスカットル、ミラーキャップ、17インチツインブレードスポークなどを装備する。

インテリアには、サテライトグレーとカーボンブラックの2トーンカラーを纏ったレザーラウンジシートが採用され、同色のレザーステアリングとともに統一感を演出している。

そのほか、専用デザインのインテリアサーフェス、フロアマット、専用グローブボックスボタンなど、数かずの専用装備が用意され、その総額は、ミニ クーパーで約90万円、ミニ クーパーSで約80万円分。しかし実際の販売価格は、ミニ クーパーが56万円のアップ（MT仕様が317万円、AT仕様が330万円）、MT仕様のミニ クーパーSが48万円アップ（351万円）、AT仕様のミニ クーパーSが39万円アップ（369万円）に抑えられ、魅力的な価格を実現した。

この「ミニ クリスタル」のみに用意されるオプションとして、レザー仕上げのダッシュボードも設定されている。このモデルは、2012年8月までの期間限定生産となる予定だ。

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