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2015年2月20日
LOUIS VUITTON CLASSIC SERENISSIMA RUN 2012
Louis Vuitton or The Art of Travel|ルイ・ヴィトン、あるいは旅の真髄
ドライバースピリットに敬意を表し開催される
「ルイ・ヴィトン クラシック セレニッシマ ラン」
モナコのモンテカルロからヴェネツィア……。まるで夢を見ているかのような、往年のクラシックカーによりイタリアの地を舞台に繰り広げられるラリーが、この「ルイ・ヴィトン クラシック セレニッシマ ラン」である。今年は7回目となり43台が参加し、4月24日から28日まで開催された。
なぜルイ・ヴィトンがクルマイベントを? と思われる方もいるだろう。しかし、同ブランドの出自を考えるとき、それはごく自然なことだ。なぜなら、モータリゼーションの発達とともに、イノベーティブなトランクやバッグを開発し、国際的な評価を得てきたからである。彼のフランスの作家、アンドレ・シュアレスはこう語った。
「美しい旅は芸術品である」と。

ルイ・ヴィトンが「旅の真髄(こころ)」をテーマに掲げていることの意味が、ここにある。
まず「ルイ・ヴィトン クラシック セレニッシマ ラン」の総論を第一回目に、そして第二回目はアワードやイベントの重要人物にスポットを当て、現地からの情報をお送りする。そして、第三回目にはディスティネーションであるヴェネツィア近郊にある、ルイ・ヴィトンシューズファクトリーを訪問し、その高度なアルティザンのワザの真髄に迫る。
Photographs by LOUIS VUITTON
Chapter01
LOUIS VUITTON CLASSIC SERENISSIMA RUN 2012
まさに夢の競演! 序 ルイ・ヴィトン クラシック セレニッシマ ラン
SERENISSIMAとは、“穏やかなる共和国”である、ヴェネチアを意味のイタリア語だ。このルイ・ヴィトンが主催するこのレースに、世界から42台の夢のようなクラシックカーが集結し、走ることを楽しんだ。まずはどんなランなのかをご紹介しよう!
Chapter02
LOUIS VUITTON CLASSIC SERENISSIMA RUN 2012
主催者が語る! 「ルイ・ヴィトン クラシック セレニッシマ ラン」アワード
編集部が現地へ飛び、ルイ・ヴィトンCEOイヴ・カーセル氏、チーフ審査委員である直接クリスチャン・フィリップセン氏などに直接コンタクト。このイベントが意味することとは?
Chapter03
LOUIS VUITTON CLASSIC SERENISSIMA RUN 2012番外編
そこにある質の高さとルイ・ヴィトンの矜持──シューズアトリエ
旅だからこそ不思議と偶然が織りなす出会い……。モンテ・カルロからヴェネツィアへのクラシックカーの旅も、まさしくそうであった。その終着点である、ヴェネツィアの近くにある、ルイ・ヴィ・トンのシューズアトリエ。そこで出会った、アルティザンとルイ・ヴィトンの質の高さとは?
Chapter04
LOUIS VUITTON CLASSIC SERENISSIMA RUN 2012番外編
MADE-TO-ORDERという至高──フィエッソ・ダルティコ その二
そこでは工場のラインとは別に、メイド・トゥ・オーダー(MTO)も行われている。つまり顧客に合わせて特別に製造する、ルイ・ヴィトンが誇るカスタマーサービスだ。MTOアンバサダーのヴィスコンティ氏にもお話を伺えた。




