日本への導入は2010年春ごろを予定

A6Gフルア・スパイダー（1950年）にはじまるマセラティオープンモデルの伝統を継承するマセラティ・グランカブリオは、4ドアセダンのクワトロポルテ、2ドアクーペのグラントゥーリズモにつづくモデルとしてデビュー。これによってマセラティのラインナップが完成する。

グラントゥーリズモをベースとするグランカブリオは、ベースモデルの快適性や走行性能を損なうことなく、オープンエアを体感できるモデルとして開発された。

同車はピニンファリーナによる個性的なスタイリングや快適な室内空間、そしてマセラティならではのドライビングプレジャーや高い走行性能などが特長で、たとえば室内は4人分のスペースが充分に確保されており、後部座席はドライブの脇役ではなく“共演者”のために用意されているという。

エンジンは最高出力323kWを発生する4.7リッターV8ユニットを搭載。ルーフはマセラティの伝統に則ったキャンバス素材のソフトトップを採用している。

グランカブリオは9月15日に開幕するフランクフルトショーでデビューした後、2009年末より欧州を皮切りに市場投入され、日本への導入は2010年春ごろになる予定とのこと。

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