CHANEL｜2010 秋メークアップコレクション

CHANEL｜シャネル
目もとと頬がハーモニーを奏でる計算しつくされた秋の顔

シャネルの2010 秋メークアップコレクション

2010 秋のメークアップコレクションは、チークパウダー「ジュコントゥラスト」を中心に考案された。ナチュラルな肌の輝きと立体感を兼ね備え、洗練された秋の表情に仕上がった。

Text by OPENERS
Photo by CHANEL

「ジュコントゥラスト」のタイムレスな魅力

シャネルのメイクアップに欠かすことのできないアイテム「ジュコントゥラスト」。ゆるやかなカーブを描く、伝説的な漆黒のスクエアケースに収められたチークパウダーは、シルクのように柔らかなテクスチャーと、あらゆる女性の肌になじむシャネルらしい創造性、頬に残るバラのかすかな香りで多くの女性を魅了し、シャネルが創りだすルックのすべてを際立たせてきた。そんな「ジュコントゥラスト」が、今年で誕生30周年を迎える。

そしてこの秋、メイクアップグローバルクリエイティブディレクターのピーターフィリップスは、シャネルのチークの“顔”である「ジュコントゥラスト」へのオマージュとして、4色の大胆な新作をつくった。

発売となるのは、ほんのりと頬に赤みをもたらす優しいソフトローズ「ローズテンプテーション」、女性らしいエレガンスをもたらすインパクトのあるプラムローズ「プラムアトラクション」、ファンタジックでエスプリに満ちたフレッシュピンク「ピンクエクスプロージョン」、アジア限定色「ピンククラウド」。顔立ちの魅力が頬の印象に大きく左右されることを熟知しているピーターフィリップスによってつくりだされたのは、女性らしい丸みを引き出すと同時に、微笑むことで輝きを増す新色たち。さらに、秋冬のメイクアップも「ジュコントゥラスト」を中心に考案。生き生きとした頬、強調された目もと、ナチュラルでみずみずしい唇……、すべての色が頬と共鳴しあうことで、美しいハーモニーを奏でる秋の表情が完成する。

イメージヴィジュアルのメイクアップについて、ピーターフィリップスは以下のようにコメントしている。

「輪郭を際立たせるためのコツは、
チークをあごの先端に少しだけつけること。
このルックでは、今回創った
3つのジュコントゥラストを組み合わせて使いました。
ナチュラルな肌の輝きと顔立ちの立体感、
両方を兼ね備えた効果をもたらすためです」