特集｜国際都市トロントで叶えるアートな旅｜「ニュイ・ブランシュ」を体験！ ギャラリー
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特集｜国際都市トロントで叶えるアートな旅｜「ニュイ・ブランシュ」を体験！ ギャラリー

「HALFLIFE」<br />薬品（蛍光塗料）を塗ってポジティブテストを行う宇宙人（？）が街中に出現。「Are you infected?　HALF LIFE」と記載されたカードを受け取る。夜眠っているということは、半分しか生きていないということかもしれない
「HALFLIFE」
「ニュイ・ブランシュ」の大きな特徴は、その名が示すとおり、開催時間が夜だということ。美術館や市役所、公園や学校など、開催場所は市内全域にわたり、それをすべて無料で楽しむことができる
トロント市民もこの日ばかりは徹夜を覚悟。日没に合わせ、いつもとは少しちがった雰囲気をまとった街へと繰り出していく
「Gap Ecology (Still Lives with Cherry Pickers and Palms) 」<br />クレーン車の上にパームツリーが出現。ギョッとする光景に自然やエコロジーを考えさせられる
「Walk among Worlds」<br />小学校の校庭に出現したのは地球儀のビーチボール7000個を使った空間。それぞれの地球を眺めながら歩くときに考えることは？
「Walk among Worlds」<br />印象的だったのが、小さな子どもを連れた家族連れが多かったこと。幅広い年代がトロントの幻想的な雰囲気を楽しんでいる姿に、文化的に成熟した都市の豊かさを感じた
イベント会場がトロントの街全体におよぶため、どこにどんな作品が展示されているのかが分かるように、公式パンフレットと地図が用意されるほか、スマートフォンのGPS機能でナビゲート可能なサイトも開設されていた
この日は、地下鉄や路面電車も営業時間を延長して交通を確保、駐車場スペースも拡大し、公共の交通機関でイベントを楽しめるような仕組みを作っていた
「Made In China」<br />中華街に突如現れたのは、おびただしい数の衣類で覆われたビルと思いきや、なかに入るとそこは、骨組だけ組まれた空っぽな空間だった
「Open Mind」<br />柵でできたオブジェは、上から見下ろすと人間の脳を形作っている。人は柵の中を自由に歩き回ることができる。閉ざされた心を開いてということだろうか？
「Open Mind」
「Open Mind」
「Split Chorale for Viljo Revell」<br />市庁舎のホールで行われているのは、合唱団による合唱
「Split Chorale for Viljo Revell」<br />だが、中央の柱に映し出される映像を見る自分たちを、合唱団が2階からのぞき込む形で配置されているため、だれが演じる側でだれが客なのかが分からなくなってくる
「Split Chorale for Viljo Revell」
「Split Chorale for Viljo Revell」<br />ちなみにこの市庁舎のホール、空から見ると人の目に見えることから、通称「Eye」と呼ばれている
「Kaleidoscopic」<br />万華鏡から見えるものは？
「Melting Point」<br />波の音と光の満ち引きは、トロントの街が昔は湖だったことを思い起こさせる
「Ascendent Line」<br />真紅の旗は落下し、その先はどこまでも続くレッドカーペットへと繋がっている。そのアンバランスさが、さまざまな事柄を想像させる
「Bruno Billio」<br />なにかの生物の卵のように見えるLEDライトのインスタレーション。鳥のような動物の鳴き声も周りから聞こえてくるが、ここからなにが生まれるのだろうか？
「Bruno Billio」
「Between Doors」<br />ふたつずつ並んだドアの入り口には「MYSTERY（神秘）」「CERTAINTY（必然性）」「IN LOVE（恋している）」「NEVER LOVED（恋したことがない）」など、選択肢が書かれている
「Between Doors」<br />普段何気なく選択する行為を目の前に示されることで、その重要さに気づく
「Monument to North American Energy Security」<br />市庁舎ホール前の広場の噴水に展示されたのは、石油をイメージさせるタンクのオブジェ。スクリーンには、エネルギーをめぐって起きている世界の出来事が流れ、エネルギー資源について考えさせられる
「Global Rainbow」<br />トロントタワーへと延びる7色の光は、街のどこからでも見ることができる。トロントのニュイ・ブランシュを照らす象徴的なレインボーだ
「Global Rainbow」<br />トロントタワー
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