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三菱 東京モーターショー速報|Mitsubishi
Mitsubishi|三菱
東京モーターショー速報
三菱
Text by OHTO Yasuhiro
Phorographs by ARAKAWA Masayuki
Phorographs by ARAKAWA Masayuki
3台のPHEVコンセプトを発表
メインステージに並んだ3台のSUVモデル。三菱自動車が「@earth TECHNOLOGY」をテーマに、生んだコンセプトカーたちである。今回の特徴のひとつとして、全てのコンセプトがPHEV(ハイブリッドモデル)であることだ。ジープを思い起こさせるデザインの「Concept GC-PHEV」は、3.0リッターのV6スーパーチャージャーエンジン、8段AT、高出力モーター、大容量バッテリーをそなえるプラグインハイブリッドの大型SUVだ。パワートレインはFRレイアウトとなり、電子制御センターLSDと副変速機、電子制御フロントLSDを装備したフルタイム4WDシステムを搭載している。本格的な走りだけでなく居住性にもこだわっており、Bピラーを無くした観音開きドアを採用することで快適な乗降を実現。室内中央には、タッチスクリーン式の大型インターフェイス「タクティカルテーブル」が配置。乗員全員が様々な情報を共有できるようになっているのも、あたらしい。
眩しいレッドのクーペスタイルSUVは「Concept XR-PHEV」だ。「アウトランダー PHEV」のシステムをベースに開発したFFタイプのPHEVを採用。エンジンは、1.1リッターの直3ターボエンジンを搭載する。モーター走行を基本とし、エンジンは発電と駆動の両方を担当するという。また大容量バッテリーを搭載しているので、100V AC電源(1,500W)を設定し、一般家庭の電力消費量の約1日分を供給することも可能。エンジン発電をおこなえば、最大で10日まで対応できるという。スポーティなモデルでも、このような提案ができるのは、PHEVの一つのメリットだろう。
もう一台は、コンパクトなMPV、「Concept AR」だ。1.1リッター直3ターボを使用したマイルドハイブリッドを搭載しており、スペース効率を追求。コンパクトなサイズで6人がゆったりと移動できるようになっている。
またekシリーズの第2弾「ekスペース」も世界初披露された。ハイトワゴンタイプのもので、室内空間は、軽乗用車で最大級の広さを確保している。ワゴンモデルには、便利なリア電動スライドドアも採用している。このモデルは、来年初頭の発売が予告されているだけに、要チェックだ。
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